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法船寺の昔話

法船寺のねずみたいじ

story01金沢を流れる犀川の中程に、新橋と御影大橋がかかっています。
二つの橋の間にある中央通町に、法船寺というお寺がありました。
むかし、むかし、今から200年も300年も前のお話。


story02法船寺の和尚さんが、いつものように、夕方のお勤めをしようと、お堂に入りました。

「今日は、いたずらねずみが、悪さをしてなければよいが。ややっ、今日もまた天井の板が、はずれとるわ。いたずらねずみには困ったもんじゃ。これではお経をあげることもできん。」


story03ある日のこと、近所のおじいさんが、一匹の子猫を抱いてやって来ました。

「あのぉ、ねずみで困っとると聞いたもんで、うちの子猫を一匹持ってきましたがや。これの親は、これまでねずみを、たぁんと捕ったさけ、これもたぁんと捕りますやろう。」


story04子猫はすぐ大きくなりました。
でも、ちっともねずみを捕ろうとしません。
寝てばかりいます。
その晩、和尚さんが寝ていると、夢の中に猫が現れて言いました。

「和尚さん、あのねずみは、ただのねずみではないがや。とってもわしだけでは退治出来んさけ、能登の鹿島にいる強い猫に助けてくれるよう、頼みに行って来ますわい。」


story05二、三日経ったある日のこと、お寺の猫が、見慣れない猫を一匹連れて現れました。

「おぉあの夢はやっぱり本当やったんじゃ」

和尚さんは大喜び。

「しっかり頼むぞ。」


story06夜になりました。二匹の猫は、本堂の屋根から天井裏に入って行きました。

「ニャー、ニャー・・・」

和尚さんはお経を唱えて、二匹の猫を応援しました。
騒ぎを聞いて、寺で働く男の人二人が、棒を持って駆けつけました。


story07「ニャー、ニャー・・・」

突然、天井板が外れて、大きな真っ黒な物が落ちて来ました。

「ああっ、ねずみが落ちて来た!!」


story08お寺で働いている二人の男の人は、なおも暴れる大ねずみを、何度も打ち据えました。

「なんやったんや。何の騒ぎや!?」

近所の人達が駆けつけて来ました。

さすがの大ねずみも、やっと息絶えました。


story09和尚さんは、急いで梯子を掛けて、天井裏を覗きました。

「お前達どうしたんじゃ。ううっ、臭い・・・。」

かわいそうに二匹の猫は、ねずみの吐く毒気にあてられたのでしょう、下のねずみを睨み付けるようにして、死んでいました。


story10和尚さんは、二匹の猫を抱いて泣きました。

「和尚さん、こんな猫はめったにおらんぞいね。」

「ああ、立派な猫や。ありがとう。ありがとう。」


story11和尚さんは、二匹の為にお墓を建てて、毎日お参りしました。
このお墓は、義猫塚(じびょうづか)といって、今も法船寺に残っています。

お気軽にお問い合わせください TEL 076-255-7132 平日9:00 ~ 17:00

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