金沢の歴史と文化を承継してきた寺院
「佛海山寿昌院法船寺」が金沢で創建されたのは、慶長四年(一五九九年)です。
初めは尾張国(現名古屋市)犬山にありましたが、開山念誉一公和尚は陣中持仏僧として、加賀百万石の開祖前田利家及び利長に従い、尾張犬山から越前府中(武生市)、越中守山(高岡市)そして金沢まで随行し前田利家から寺地を拝領。
加賀藩誕生の歴史を共有する寺院です。
ともいき堂のある法船寺本堂内には、これまで受け継いできた時代を証するかのように、歴史的価値のある文化財が多数ございます。
厳格で落ち着いた雰囲気の中、一回一回のお参りがしっかりと思い出に刻まれるような空間です。
左下の画像に記述ある”法船寺のねずみたいじ”という文言は、古くから金沢市に伝わる法船寺が舞台となった昔話のタイトルであり、法船寺は”昔話のあるお寺”と称されることもあります。
法船寺住職のプロフィール
名前 森岡 達圭(もりおか たっけい)
本州の一番端、山口県下関市の外れの小さな田舎町のお寺に生まれました。
大学から京都へ。京都の大学でお坊さんになるための勉強をし、そのまま通っていた大学へ就職。「勤務先=道場」という少し特殊なお仕事を続けていました。
お住まいの場所によって、お寺までの距離が近い・遠いということはありましょうが、「心の距離」はいつも側にあると感じていただける、心の拠り所となるお寺を目指しております。
法船寺へのアクセス方法
金沢駅より | 北鉄バス東口⑧~⑩番乗り場、香林坊もしくは片町バス停下車徒歩10分、東口よりタクシー15分 |
金沢西インターより | 国道8号線富山方面へ→示野中町交差点右折→中央通直進長町二丁目交差点すぐ右手 ※駐車場あり |