納骨堂を選ぶメリット・デメリット
1、納骨堂を選ぶメリット
①、費用が安い
お墓を建てる場合、相場は約150~200万円といわれており、これに土地代が約50万円程度プラスでかかってしまいます。
一方で納骨堂であれば、一般的な1人用の相場は約10~50万円といわれている為、比較するとその差は歴然です。
ただし、複数や家族用となると100万円を超える納骨堂もありますし、契約期間が定められている場合、期間更新に費用がかかります。
また、永代使用する時プラスで費用がかかるところもありますので、トータル費用で比較する必要があります。
とはいえ、お墓を持つと檀家として費用を払い続けたり、お墓のメンテナンス費用などもかかりますので、納骨堂の方が断然費用が安く抑えられます。
②、手間のかかる管理が不要
屋外のお墓の場合、雨風などで墓石が汚れたり、掃除や雑草の手入れなどのメンテナンスに手間がかかります。
これに対し、納骨堂は屋内なので管理する手間がほとんど必要ありません。
法船寺ともいき堂の管理費はご購入時に33回忌までの管理費(15万円)を一括でお支払いいただくのみです。
③、利便性が高い
屋外のお墓の場合、山の方や駅やバス停から遠い場所にあったりなど、なかなか好条件の場所にあることは少ないです。
さらに、天候にも左右されることが多く、大雨などの時は延期せざるをえないでしょうし、悪天候ではお供え物もできません。
これに対し、納骨堂は比較的アクセスのよい立地に施設が多いです。
しかも屋内なので天候も関係なく、お供え物もいつでも可能です。
法船寺ともいき堂は片町スクランブル交差点から徒歩5分ほどの好立地です!
④、宗派は関係ない
これまでは亡くなった後は、お寺が管理することが一般的でした。
この場合、それぞれのお寺の方法で管理されていく為、他宗教の方の利用はできませんでした。
お寺との付き合いも薄れている今日、無宗教人口が増えているとも言われています。
法船寺ともいき堂は宗派を問わずご利用いただけます。
お客さまさえ差し支えなければ、宗派は関係ございません。
⑤、永代供養をしてもらえる
納骨堂のなかには「永代供養」をしてもらえるところもあります。
永代供養は、最初に「永代供養料」を支払うことで、その後の管理や供養などをお任せできるというものです。
ただし永代といっても「三十三回忌」などのタイミングで、他の方のお骨と同じ合祀墓に移されることが多いです。
納骨堂で永代供養する場合、最初から合祀する場合や一定期間個別に納骨堂に安置してから合祀する場合など、いろいろありますので事前に確認する必要があります。
永代供養料はお墓の代金に含まれております。
⑥、バリアフリーになってることが多い
屋外墓地の場合、段差や凸凹が多く舗装されていなかったり雨で地面が滑りやすい・汚れやすいなどがあります。
これに対し納骨堂は、舗装された道の上に建っており屋内のトイレなども基本的にバリアフリー構造になってることが多いです。
法船寺には手すりが設けられているなど、足腰に辛さのある方でもお参りしやすい環境が整っています。
⑦、家族代々利用できる
お墓は先祖代々受け継がれていることが多いですが、納骨堂では一人用でも家族用でも選択できます。
もちろん家族代々利用の方が一人用より費用はかかりますが、お墓を建てるよりは手軽といえます。
2、納骨堂を選ぶデメリット
①、供物に制限がある
納骨堂ではお供え物に制限があることが多いです。
まず屋内なので火のついた線香を供えることはできません。
ただし、線香を供える専用スペースがあったりもします。
その他の食べ物などのお供え物についても制限されていることがあって、事前に説明してくれるところがほとんどですが、確認しておく必要があります。
法船寺ともいき堂はお墓と仏壇が一緒になったようなお墓なので、他の納骨堂にありがちなお供え物の制限などはございません。
生ものの場合でも、お寺で適切に管理してくださいます。
②、災害発生時のご遺骨紛失のリスク
日本では地震・台風・大雨などによる自然災害が多く発生します。
これらの災害によりご遺骨が紛失してしまうリスクがあります。
もちろんこれは、屋外のお墓の場合でも倒壊などの被害を受ける可能性があります。
しかし納骨堂の場合、地震で建物倒壊や豪雨災害で浸水被害に遭った時に、他のご遺骨も多数収蔵されていることから、自分の家族のご遺骨が分からなくなる可能性はあります。
③、契約期間が満了すると合葬墓・合祀墓に
通常は納骨堂と「管理委託契約」を締結することになります。
そしてこの契約期間を33回忌までにする方が多いと言われています。
つまり、33年目までの管理費用を納めることになります。
ではその後は、契約更新を申し出ない限り合祀されます。
一度合祀されたら、親族の方だけを対象にしたお墓参りができなくなります。
法船寺ともいき堂は”最後に納骨した日から33回忌経過したときに合祀”となります。
家族墓の場合、お家が続く限り、お墓も維持されるので安心です。
④、合祀墓だとご遺骨の移動ができない
合祀墓になってしまうと、他の方のご遺骨と一緒になりますから、自分の家族のご遺骨だけを移動することができません。
例えば地方の実家近くに引っ越す場合や災害などで被災してその土地を離れる場合、あるいは他の納骨堂に移動したい場合がでてきたとしても、合祀墓の場合ではできません。
なので、合祀墓にする場合は慎重に判断する必要があります。
3、納骨堂を選んだ方がメリットが大きい
この記事では、納骨堂のメリット・デメリットをご紹介してきました。
近年ではお墓参りのスタイルも変化しており、今の私たちに合っているということで納骨堂はますます人気が高まると予想されます。
法船寺ともいき堂は納骨堂のメリットをしっかり備えている一方、デメリットをカバーしていますので、きっと皆さまに満足いただけるご供養の場をご提供させていただきます。